なぜ無言で清掃するの?

中学生のあなたに伝えたいこと

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なぜ無言で清掃するの?

「なにしてんの?」
「…」
「ねぇ、なにしてんの!?」
「ママ、無言清掃中なんだから話しかけないで!」

【概要】無言清掃で磨かれる3つの力。

■ 無言清掃をする中学

うちの中学校では無言で清掃することになっています。

することになっていますが、完全にできているわけではありません。
生徒のみなさんも、

「なんで無言で清掃せなあかんねん!」

関西弁ではないにしろ、そう思っている人が多数だと思います。
最も、

「なんで掃除なんか俺らがせなあかんのや!」

と考えている人すら多くをしめているような気もします。関西弁じゃない言い方にすると、

「なぜ掃除を我々がしなければならぬのか?」

でしょうか?…ま、いいや。
で、掃除をなぜしないといけないのか?というのはおいておいて、

「なぜ無言で清掃するのか?」

というのを考えたいと思います。

■ 無言で清掃するとつく力1

基本的に「全ての意味はこじつけ」と考えています。
だから、僕がいうものが、中学生のあなたにとっての意味になるとは思いません。

ただのこじつけの一つ、だと思って聞いてください。

集団であるにも関わらず、無言で掃除することで得られるものの一つは「決断力」だと考えています。

あらかじめ「掃き掃除」「拭き掃除」と役割を決められているとはいえ、ことあるごとにその場その場でいつもと違う場面に出くわします。

今日に限って出た大量のプラゴミとか、枯れかけた生け花とか、無くなってしまったピンクのチョークとか…。

その時々で人に聞くことはできませんので、自分に決断が迫られます。
そして独りで決断しなければいけない。

小さな選択とはいえ、決断力が磨かれます。

■ 無言で清掃するとつく力2

次につく力は「想像力」です。

無言で集中して清掃すれば、自分の与えられた仕事などすぐに終わってしまうかもしれません。
そのとき、

「何をすればいいですか?」

なんて、人に相談できないのが無言清掃。
ここでも独り、自分で考えなければいけません。

「他の掃除分担で、人手が足りないところはないかな」
「どこかまだ汚れているところはないか」
「もっと気持ちのよい教室にするにはどうしたらいい?」

考える力、想像力を使って掃除をせざるをえない。

無言清掃でつく力の2つ目は「想像力」です。

■ 無言清掃でつく力3

想像力を使い無言清掃をしだすと、自然と周りに目がいくようになります。

3つ目は、「気配りの力」です。

「思いやり」とでもいいましょうか、どうしても一人でできないような仕事をしている友だちを見つけ、

「あの机、一人では運べんやろ!手伝わな!!」

と手助けをする。

「バケツの水、汚れきったな…きれいな水にくみかえてこよ」

と気を配る。

たった15分の清掃ですが、無言でやることで「決断力」「想像力」「気配りの力」この3つの力が磨かれると思えば、何かやる価値があるのではないか?と感じます。

さて、あなたは無言清掃に、どんな価値を見いだしますか?
この学活の話を参考に、無言清掃の意味をあなたなりに見つけてみてください。

photo by: Ryan Harvey
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