起業家を育むシリコンバレーの強み

自分ブランディング 高瀬賢一の本


ウケるブログ

【概要】失敗と「恥」が強く結びついた文化では、挑戦する心が育ちにくい

■ リスクが大きすぎて挑戦できなくなる文化

挑戦しようという意欲を削ぐものがあります。
それがリスク。

リスクがどうしても大きすぎると、多くの人が挑戦をあきらめてしまいます。

大人になって守るべきものが増えると、文字通り守りに入ってしまう。攻めの「挑戦」が行いにくい。
なんて、そんな「大人」を理由にしたらいかんいかん。

で、国によって「挑戦」する土壌が肥沃かどうかってのがあるらしいんです。

【引用】リスクを取ろうとする意欲と、失敗に対する反応は、国によって大きなばらつきがあります。失敗したときの悪い面が多すぎて、個人がリスクに対して過敏になり、どんなリスクも取ろうとしない文化があります。こうした文化では、失敗が「恥」と結びついていて、若い頃から、成功の確率が高い決まった道を歩くよう教育されています。失敗したら恥をかくようなことには、挑戦しようとしません。

【出典】阪急コミュニケーションズ『20歳のときに知っておきたかったこと』P91 著:ティナ・シーリグ 訳:高遠裕子

日本はどうでしょうね?「恥」の文化でしょうか。

「恥」は「恥」でも、失敗が「恥」と結びついているかどうかがポイントなのですが…う~ん、どうだろうな。

日本はわかりませんが、タイはすごいようです。
20歳のときに知っておきたかったこと』によると、<失敗すると、人生をやり直すため、名前まで変える社会>だそうです。

タイってタイヘン、なんちって。

■ シリコンバレーの強み

そんなこんなでシリコンバレーの強み。
もうよめましたか?この先の話。

【引用】スティーブ・ジャーベットソンは、「失敗こそシリコンバレーの強みの源泉」だと言います。KPCBのランディ・コミサーは、「失敗を財産だと見られるかどうかが、起業家が生まれる土壌の目安になる」と言います。ランディはまた、「一度も挫折したことのない人を見ると、経験から何かを学べたのだろうかと不思議に思う」とも言っています。

【出典】阪急コミュニケーションズ『20歳のときに知っておきたかったこと』P92 著:ティナ・シーリグ 訳:高遠裕子

失敗、挫折は落ち込みます。
もう立ち直れないと思うこともあります。

でも、そこから何を学ぶかが別れ道なのでしょうね。

「これからはこうする」なのか、「もうやめる。こんな目に遭うなら挑戦なんかしない。」なのか。

■ 高瀬賢一の挫折

私事ですが、とてつもない挫折を何度か経験しています。
そのうちの一つを少し。

昔、こんなホームページを作っていました。

『1からわかるおもしろ日記の書き方口座』

ブログの前身といいますか、「レンタル日記」というものが流行っていた時代で、多くの人が「人に読まれる日記」を書き出した時期だったように思います。

ニーズがあったのですね。いくらか重宝されまして、「ホームページを元に出版しないか?」という話が舞い込みました。

そして出版されたのが『ウケるブログ』という本です。

初版の売れ行きもよく好調に滑り出したのですが、深い溝に落ちました。

著作権訴訟です。

もともと『1からわかるおもしろ日記の書き方講座』は、色々な文章読本を参考にして、Webライティング用に書きなおした物だった。
参考文献も載せず、しっかり引用もしないで書いていたので…その時点でアウトだったんですね。

本を書くときには、どれだけ樋口裕一さんに影響を受けていたのか、意識もしてませんでした。

愚かです。
ウケるブログ』は絶版・回収。ホームページを書いていたとき尊敬していた著者は怒り心頭…裁判所で逢うという。

訴訟中は、自分を罪人だと思っていました。
この世から自分を消そうと思った。

でも、そのとき助けてくれた人がたくさんいました。
両親、親友、彼女、そして編集社の方々。

今生きているのは、その人たちのおかげです。
書き続けているのもそう。

いつか恩返しがしたいのです。いっぱしのものが書けるようになって、自分を助けてくれた人に恩返しがしたい。

できたら樋口裕一さんにも。…なんだかしんみりしてしまいました。

長い文章、最後までおつきあいいただきありがとうございました。
あなたによきことが雪崩のごとく起きますように。


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“起業家を育むシリコンバレーの強み” への2件のフィードバック

  1. MSLABO より:

    こんにちは、MSLABOです。高瀬さん><・・・やっちゃいましたね。まぁ失敗は誰にでもあるものです。それをこうやって公開し反省し、いつかみんなの役に立ちたいと思えているなら成長したのではないでしょうか?。僕も自分が訴えられた訳じゃないですが傍聴ではなくて参考人として裁判にでた事があります。その時感じたのは「お金」が絡むと人の明暗、表裏がはっきり現れるなぁという事でした。記憶が定かでは無いのですが、確か「鋼の錬金術師」で有名な荒川 弘さんが何かの記事で「欠点のないキャラクターは魅力が沸かないので作らないようにしている」みたいな事を言って見えたように思います。今読んでいる「やなせたかし 明日をひらく:PHP文庫」にもこうあります。「人間は欠点のない人を好きにはなりませんよ」。またこうもあります。「人生は三カクなんだ。「詩をかく、絵をかく、恥をかく」。恥をかいてでもやる。とにかくやれば、何かしら得る物がある」。著作権や法律を守ることは大切ですが、最初から「悪い事をしてやろう」と思ってやったのでなければ、責任を取り、反省して、再チャレンジすれば良いのだと思います。成功した人達は、かれらの本によれば大抵失敗もしていますからね。それにしても・・・実際に紙本を出されていたとは・・・知りませんでした。大先輩ですねw。本を出すコツや出版社の人がどんな感じなのかなど、また機会があれば教えて下さいね。お互い頑張りましょう。あなたによきことが雪崩のごとく起きますように。

    • 高瀬賢一 より:

      さらけて、何かスッとしました。
      でも、もっと欠点、失敗をさらけださないといけませんね、僕は。

      「こんなヤツでも生きてるんだ」

      って思われるぐらいに。

      コメントありがとうございます。
      救われました。大先輩なんてとんでもありません。
      MSLABOさんが、大先輩です。

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