自分の失敗を許せず自分を責め続けてしまうとき

禅的生活


自分の失敗を許せず自分を責め続けてしまうとき

なんであんとき「ワン」っていってもたんやろ…
絶対犬ってバレたやん。俺のバカ…

【概要】自分を責める厳しさ、そのベクトルをちょっと変える。

■ 自分の失敗を許せず自分を責め続ける

「バカ!なんて俺はバカなんだ!」

と、職場で叫んでました。
これ、「俺」を「お前」にするとなかなかの罵倒じゃないですか。

そしてなんで叫んでたかって、ただ印刷を途中にしてすっぽかし、他の仕事を始めてたからだけですよ。

いかに僕が人にやさしく自分に厳しい人間か、ということがうかがえますね。な~んちゃって。

おおかれ少なかれ、あなたも失敗した自分を責めまくることってないですか?

「どうしてあんなことしちゃったんだろう」
「なんであんなこと言っちゃったの、私」

情けなくって、不甲斐なくって、悔しくて、涙も流れてくる。

自分で自分を責めるって、一番苦しいですよね。
文句を言うのも疲れるのに、言われる方まで自分でかねてるんだから。

「それでも情けないもん。責めてしまうよ。」

ですよね。
ちょっとこんな話。

■ 失敗を許せず自分を責め続けるとき

【引用】コロンビア大学教育学部のジェームズ・L・マーセル教授は、このことを巧みに説明している。「悩みは人間が活動しているときではなく、一日の仕事が終わったときに人間に取りつき、害をなすことがもっとも多い。そんなときには、やたらに妄想がほとばしり、あらゆる種類のバカげた可能性を拾い上げ、取るに足らない失策を一つ一つ拡大して見せる。こんな場合には、あなたの心は荷重なしに動いているモーターそっくりだ。空転したまま軸受けを焼きつくすか、粉々になってしまうおそれがある。悩みに対する治療法は、何か建設的な仕事に没頭することだ」。

【出典】創元社『道は開ける』P98 著:D・カーネギー 訳:香山晶

要は、
取るに足らない失策を拡大して、自分を責めまくる暇があるなら仕事しろ
ということですね。

ガツンとやられました。

僕の場合はその通りやなぁ…と。
寝る前ではあるのですけど、自分の失敗を思い出し悩んでいるときは、建設的なことを何もしていません。

失敗ノートなるものを作って、「次はこうしよう」と反省できたら次に活かせるかもしれないのに、ただ何度も何度も自分をサンドバックに八つ当たりしているだけです。心の中で。

むなしい。

失敗した過去、それは変えられませんもんね。そこに意識を向けても、今という瞬間は流れていくだけ…。

【引用】私たちの力が及ぶ範囲は、今というこの一瞬だけ。
それほど貴重な一瞬なのに、自分の力ではどうすることもできない過去にとらわれているのは、いかにももったいない話です。
あなたが今なすべきことに集中していれば、その「今」が作る未来は、自然に満足のいくものになります。

【出典】河出書房新社『怒らない禅の作法』P133 著:枡野俊明

失敗し、悔しかった。
泣いて泣いて泣きまくってスッキリしたら、自分を責めるのをやめませんか。

そして、どうせ自分を責めるんだったら「今これやってみたら?」ってアドバイスしてあげてもいいかもしれません。

妄想している時間を、建設的な仕事に当てられたら、それでもう小さくても一歩進んでますもんね。

自分を責めるその厳しさのベクトルをちょっと変えて、行動に移してみようと思います。

長い文章、最後までおつきあいいただき、ありがとうございました。
自分をゆるしてあげてください。

あなたによきことが雪崩のごとくおきますように。

photo by: SuperFantastic

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