イライラを無くす禅語「放下着」

禅的生活


イライラを無くす禅語「放下着」

「犬じゃねぇって言ってんだろう」

【概要】イライラの原因は執着。それを少しずつ手放そう。

■ イライラすることばっかり

朝起きて、なぜかいつもはぶつけない戸の角で左足小指を打ちました。
地味にね、痛いよね。

「なんでお前がそこにいんねん!」

いつもいるよ、私は…なんて声が聞こえてきそうです。
でも僕はプチイラ。

プチイラといえば、ソーセージのね、ダイダイ色のビニールを剥くのに失敗しました。
むけない。ひっぱっても何しても伸びる伸びる。
挙げ句の果てに、中のソーセージの形が原型をとどめないバージョンになってあらわれるというね。

「腸につめる前やん、これ」

プチイラね。

出勤前、ビッシリ凍り付いたフロントガラス。
すれ違い「おはよう!」の返事が睨みつけの学生さん。
「終わった!」と思ったら、ひな形から間違っていて作り直しの資料。

イライラが世にあふれています。
どうしたらいいの?

■ イライラストレスの原因

イライラしてストレスがたまるでしょ?
その原因ってなんなんでしょうね。

と、それにこたえてくれるのが、小林正観さん。

【引用】「ストレス」とは、思い通りにならないことを、思い通りにしようとして、それでも思い通りにならなかった状態のこと

【出典】ダイヤモンド社『もうひとつの幸せ論』P140 著:小林正観

言われてみればそうですよね。
思い通りになってないからイライラする。

そこに戸がなかったらよかった。
ソーセージのビニールがスムーズにむければよかった。
フロントガラスは凍ってないのがいい。
学生さんからは気持ちのいい挨拶。
ひな形があってればよかった。

「~だったらよかった」この執着があるから、僕はイライラしたのですね。

とするとイライラをなくすためには…
枡野俊明さんが、こんな禅語を紹介してくれています。

■ イライラを無くす禅語「放下着」

【引用】心の中にある決めつけや執着をどれだけ手放せるか。それが、いつも上機嫌な自分でいるための大きなポイントとなりそうです。
イライラしそうになったら、「放下着」という禅語を思い出してみてください。
「ほんの一瞬でもいいから、何もかも一切捨ててしまいなさい」という意味です。

【出典】河出書房新社『怒らない禅の作法』P124 著:枡野俊明

「こうあるべきだ」
「これが正しいに決まっている」
「あってはならない」

そんな決めつけがイライラの原因なんだとすれば、それを一瞬でもいいから捨ててしまえば、心がスッと軽くなるのかもしれません。

周りの出来事を変えるのは難しい。
でも、執着や決めつけは自分の中にあるものなので、手が届くかもしれません。

うん、捨てよう。ちょっとずつ執着を。

イライラは執着のサイン、捨てるチャンス♪かな?
やってみたいと思います。

長い文章、最後までおつきあいいただき、ありがとうございました。
あなたによきことが雪崩のごとく起きますように。

photo by: hehaden

« »

コメントを残す