[ω]天上天下唯我独尊とは

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二人天上天下唯我独尊?
『アテナイの学堂』By:ラファエロ・サンティオ

天上天下唯我独尊…すごい言葉ですよね。
もともとお釈迦様の言葉で、生まれたとたん七歩歩いて、「手のひらで地を、もう一方の手で天を指さし言ったら、一人プラトン・アリストテレスだね」なんてどうでもいいんですが、とにかく天を指さしながら言ったのが「天上天下唯我独尊」でした。

意味は「天にも地にも私より偉い人はいない」ってなところでしょう。

今日はこの「天上天下唯我独尊」の話をさせてください。

■ 天上天下唯我独尊とは

本日も出典は斎藤一人さんのお話からなんですが、本編に入る前にとりあえず、本当の意味を辞典さんたちに教えてもらっとくことにします。

【引用】てんじょうてんげゆいがどくそん【天上天下唯我独尊】
釈迦が誕生したときに唱えたということばで、宇宙間に我より尊い存在はないということ

【出典】大修館書店『明鏡国語辞典』

やっぱりものすんごい偉そうな言葉です。
お釈迦様は偉いからよいのですが、気合い入った人たちのように背中に常に背負う気にはなれません。

【引用】天上天下唯我独尊(てんじょうてんげゆいがどくそん)
(釈尊が生まれた時、一手は天を指し、一手は地を指し、7歩進んで、四方を顧みて言ったという語)宇宙間に自分より尊いものはないという意。

【出典】岩波書店『広辞苑』

天上天下唯我独尊とは、きっととてつもなく器の大きな人が唱えられるものだと思うのですね。

「あん?好きな言葉?そりゃ『天上天下唯我独尊』よ。決まってるっしょ?」

でね、これは器のでかい言葉なんですが、これを常に言っていたり、背負っていたりする人に器の大きさを感じることってないですよね?

なんでそうなのか?お釈迦様と、その人たちの違いってなんなのか?ってとこで、斎藤一人さんのお話です。

■ 「天上天下唯我独尊」×斎藤一人さん

気合い入っている人だけじゃなくて、僕も結構やっちゃってるんです。

「俺ね、本出したことあるんよ♪」
「もうモテまくって大変だったよ」

俺ってすごいでしょ?ほめて、いいからほめて♪みたいなオーラを出しまくってます。

でも、お釈迦様は違う。言ったのは生まれた瞬間の一回だけで、後は言ってないんですね。
この一回言って終わりというのと、ずっと言い続けているというのが、違いを生んでいるみたいです。

【引用】どう違うかというと、一回だけ自分に言って、心にそう思っていると、人にはほめてもらいたいとは思わないのです。
人の言うことを気にしてもしかたがないんです。自分にとって、天にも地にも我より偉い人はいないとなったら、たいして偉くない人間にほめられたいとも思いません。だから、淡々と生きていられる。

【出典】総合法令『変な人の書いたツイてる話〈PART2〉』P20-21
著:斎藤一人

話は飛びますが、ブリーチってご存じですか?
髪の毛の色をぬくやつじゃないですよ。
漫画のブリーチです。

■ 「天上天下唯我独尊」×BLEACH

そのBLEACH(ブリーチ)にバラガン・ルイゼンバーンというキャラが出てきます。
老いを司る力の持ち主で、触れるもの全てを老いさせる波動のようなものを放つんです。

虚圏(ウェルコムンド)という地獄のようなところの王で、神を自称しています。
まさに天上天下唯我独尊。
そんなバラガンのセリフがこちら。

【引用】小さい小さい小さいぞ!!!
死神も人間も虚(ホロウ)も破面(アランカル)もそれぞれの違いも諍いも
意志も自由も鳥獣も草木も月も星も太陽も全ては取るに足らぬ事
この世界の中でこの儂の”力”のみが唯一絶対
それ以外の事柄は全て等しく小さき事(中略)
見ろ 儂のこの窩(め)には
貴様等の命も蟻の命も等しく同じに映っているぞ

【出典】集英社『BLEACH 43』P58-59
著:久保帯人

自分が小さいと、一生懸命「ここにいるよ!」「めっちゃすごい男なんだぞ!!(小さくて見えないかもしれないけど)」と叫ばなくてはいけません。

「あぁ先輩にどう思われただろう」

いろんなことを気にしてしまいます。

逆に自分の存在が大きいと、色々なことが小さすぎて気にならなくなります。
存在が大きいというのは器がでかいということですね。

吠えれば吠えるほど、噛みつけば噛みつくほど、怒れば怒るほど、それは知らず知らずのうちに自分の小ささの証明、そして確認になってしまう。

「天上天下唯我独尊。俺はこんなに偉いのだ!!」

会う人会う人にこんなことを伝えないといけないのは、どこかで自分の小ささに気づいているからです。
自慢して、なんだか空虚な気持になるのならいい兆候。
人に怒鳴り散らかしてモヤモヤしたものがどこかに残っているなら、そんなことやめてみませんか。

本当の自信というものは、ふれるもの全てを傷つける刃のような嵐に宿るのではなく、どんな嵐にもビクともしない不動の大樹に宿るのだと思います。

■ 天上天下唯我独尊で悩み解決

心の中に「天上天下唯我独尊」があれば、全ての悩みがちっぽけに思えて一気に解決します。
解決するというか、気にならなくなるといった方いいかもしれません。

「どうしてそんなミスをするんだ!」

上司が怒っても、ちっさいことちっさいこと、次気をつけるか、ぐらいです。

でも、いきなり「天上天下唯我独尊を心に」と言われても、お釈迦様じゃないんですから無理です。

そんなとき、心に大きな存在を思い浮かべるといいかもしれません。

「太陽にとったら地球の日本にいる一人の私の悩みなんて、ほんと小さいことなんだろうな」

「海のでっかさに比べたら、なんて小さいんだろ、俺」

大きなものを心に抱くと、小さい自分に気づいているのに、不思議と小さいことにくよくよせずすむようになります。
きっとそれは、思い浮かべたもので心が大きくなってしまうからでしょう。

天上天下唯我独尊までいかなくても、大きな心でドンっと構えるのは、意外と簡単なことかもしれません。

なんだか長々と書いてしまいましたが、最後までおつきあいいただきありがとうございました。
明日は「キャンドルサービス」のお話です。素敵な話なので、楽しみにしていてください。
それでは、あなたに全てのよきことが雪崩のごとく起きますように。

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