言葉の裏に真意を隠す?

高瀬のアイデアネタ帳

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【引用】
時折、「何が書かれているのか」よりも、「何が書かれていないのか」のほうが奥深い教訓を含んでいたりする

【出典】サンマーク出版
『ジム・ローンの億万長者製造法』
~7 Strategies for WEALTH & HAPPINESS~
著:ジム・ローン
訳:河本隆行

■ そこに無いもの

身内びいきですが、日本人は「そこに無いもの」に対する感性が鋭い気がします。
間…隙間。隙間がある。
隙間とは何もない空間のことです。それを「ある」という。
「行間を読む」。
行間には何も書かれていません。
その何もないところにこめられた、著者の意志を読みとろうとします。
いいたいことをそのままではなく遠回しにいう。
その奥床しさは、無きものを「ある」といいのける感性の表れなのかもしれません。
美徳です。
伝わればですが。

■ 記事の深み

素敵、といわれる日本の文章に隠された秘訣は、
書かないこと
にある気がします。
記事を読むと、一応の伝えたいことは書かれている。
でも、本当に著者が伝えたいことは明記されていない。
しかし、余韻として、それこそ行間に込められたものとして確かに伝わってくる。
すごい…ですよね。
どうすれば書けるのでしょう?

■ 気づいてもらう

スタンスは、気づいてもらう
ということになるのだと思います。
文章全体ではなかなか難しいので、文で練習してみる。
例えば、感情を描写で表現してみるのはどうでしょう。
・妻が満面の笑みで紙を差し出す。よく見れば口角がひきつっている…
手に取った紙は写真で、そこには昔の女と僕が笑って立っていた…
写真の自分と変わりたい…本気で思った。

■ 無いものを意識

難しい。でも楽しいです。
「気づいてや」
と読み手まかせにするのはいけませんが、
ちゃんと気づいてもらえるように書こうとすれば、
レベルが格段に上がっていきます。
まずは無いものに意識を向けてみましょう。
小説は格好の練習教材です。
行間を読めるようになることで、行間に意志を込めれれるようになるはず。
言葉の裏に真意を隠す…
そういうことなら、もしかして、皮肉が一番の練習になるかもしれませんね。

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