見えないパラシュートに守られて

謙虚思考

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■ 高野登さんの『リッツ・カールトンが大切にするサービスを超える瞬間』

ここで紹介されていたアメリカ海軍兵のお話が素敵だったので、紹介させてください。
『リッツ・カールトンが大切にするサービスを超える瞬間』は、読んでいるだけで心あたたまります。
「サービスとは?ホスピタリティとは?」ということについて書かれた本が、サービス・ホスピタリティにあふれているのだからすごい。
オススメ!

■ チャールズのエピソード

チャールズは優秀なジェットパイロットだったんですが、ベトナム戦争のとき、地対空ミサイルに撃墜されてしまいます。
堕ちていくところ、なんとかパラシュートで脱出しましたが、敵地のど真ん中、
すぐに捕まり、六年間の監獄生活を送りました。
やがて戦争が終わり、チャールズも無事解放されます。
ある日のこと。
チャールズが奥さんと食事をしているところ、二人のテーブルに見知らぬ男が近づいてきました。

「チャールズじゃないか!空母キティホークからジェット機で出撃して行っただろう。撃墜されたんじゃなかったのか?」
チャールズは驚いて、
「いったい全体あんたは、なぜそんなことを知っているんだ?」
すると男は、
「あの時、おれがあんたのパラシュートを詰めたんだよ」
チャールズは深い驚きと感謝で思わず息をのんだ。
そして男は嬉しそうに言った。
「どうやらちゃんと開いたようだな」
「もちろんだ。もしあの時あんたのパラシュートが開かなかったら、私は今こうしてここにいられるはずがない!」

■ 「あなたのパラシュートを詰めるのは誰?」

【引用】人は皆、気づかないうちに、誰かに様々なパラシュートを詰めてもらっている。物理的なパラシュートだけではなく、思いやりのパラシュート、情緒的なパラシュート、そして祈りのパラシュート……。
【出典】かんき出版
『リッツ・カールトンが大切にするサービスを超える瞬間』
著:高野登

■ 見えないパラシュートに守られて

彼のパラシュートが開かなければ、チャールズの今はありませんでした。
きっとエリートパイロットのチャールズは、一水兵の彼に話しかけたこともなかったのだと思います。
誰にでも気づけない感謝があるのでしょう。
何かが違えば、「当たり前の今」が全て無くなってしまう。
自分の背中についたパラシュートはなかなか見えませんが、それに守られていることを知っているだけでも生き方が変わってくるかもしれません。
誰かのおかげで、今ここに立てていることを忘れないようにしたいと思います。
高野登さん、素敵なエピソードをありがとうございました。

【出典】かんき出版
『リッツ・カールトンが大切にするサービスを超える瞬間』
著:高野登

奥さんへ
ポケットにハンカチこっそり入れてくれてありがとう。
でも、汚れてるってことは、ただ僕が入れっぱなしだったのかなぁ?
ありがとう。

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