自尊心か。他尊心か。

謙虚思考

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■ 特別支援学級。特別支援学校。

「特別支援」という言葉を聞いたことがありますか?
学校現場にいる人、またお子さんが小学生・中学生、小児科医療関係者なら聞いたことがあるかもしれません。
「特別支援の知的障害学級」「自閉症・情緒障害学級」といったりするそうです。
ま、僕はこの分野でも素人ですので、これ以上いくとボロが出てしまいます。さっさと本題に。
で、素人の僕、この「特別」という言葉をその字面通りに読んで「特別な支援が…必要なのか」なんて思ってしまったんですが、少し違うらしい。
前提があるんです。
「世の中『特別』な人なんていない」
そういう前提が。
「じゃあ何が特別なんだ!?」
って、あなたが特別なんです。
あなたも特別、私も特別、あの人も特別、世界中みんな特別。
特別な人しかいない。ゆえに、『特別』な人はいない。
この精神が、特別支援の「特別」にこめられているそうです。
なんだか目からウロコが落ちるようでした。
「自分が特別」…賢者になるにもそういう考え方が必要なようです。

■ 賢者になるには、自尊心を高くもたなければならない

え?賢者になんてならなくていい?恐れ多い?
確かに。
でもまぁ、道を切り開いていけるなら賢者になりたいな、なんて思います。
そんな賢者に必要なのが、自尊心。

【引用】賢者たるもの、自尊心を常に高く保たねばならん。いつも自らがかけがえのない唯一無二の存在であるということを自覚しなければならない。
【出典】ディスカヴァー21『賢者の書』P80 著:喜多川泰

自分の人生を素晴らしいものにするのって簡単みたいです。
自分で今「なんて素晴らしい人生だ」と思えばいいから。
でも、自尊心が伴っていないと、なかなか心から思えなかったりするんです。
もうね、僕なんて劣等感の固まりですから職場に出ても、
「ごめんなさい、ごめんなさい、仕事できなくてごめんなさい」
家に帰っても、
「ごめんなさい、ごめんなさい、赤ちゃん寝付かせられなくてごめんなさい、おっぱいでなくてごめんなさい」
もっと自分の価値を知らなきゃいけませんね。
自分が価値ある存在だと知っていれば、たいていの人生は、それがかけがえのないものだと思えるのでしょう。
ノーベル賞級の科学者が束になっても大腸菌の一つ、つまり細胞一つを無から生み出せないそうです。
それを60兆個でしたっけ?違いましたっけ?僕らは持っているわけです。
この体一つにしても、なんと価値あるものでしょうか。
生まれいずることにしたって、何億もの人間が生まれる可能性の中、自分だったんですよね…すごいな。
もっというと、昔は飢餓もあったし氷河期もあった、戦争もあれば大地震に大噴火…そんな中で、無限にいるようにも思える先祖たちの、たった一人が愛を交わす前に死んでいたら、自分は生まれなかったんですね。
なんていうか、みんな、ナイスセックス、ナイス愛です。
もうここまできたら、命、それが入っている体、その二つが合わさった自分を尊重しないわけにはいかない気がしてきます。
失敗なんかにへこたれるな俺!仕事ができないなんてなんだ!
生きている、それだけでめっけもんじゃないか!!(さんまさん)
と、言い聞かせて、自尊心を持ってください。賢者になれます。

■ 他尊心とは

でも落とし穴がある。
自尊心か。プライドか。みたいな記事を書いたことがあるんですが、なんていうか悪い意味で使う「プライド」に自尊心って転びやすいみたいです。
わたくし、謙虚大好きなんですが、それも関係してます。
自尊心がプライドにならないために大切なのが…他尊心だそうです。
この「他尊心」は喜多川泰さんの書籍『賢者の書』に出てくる「リスペク」という賢者が作った言葉のようです。

【引用】お前の周りにいるすべての他人を、これ以上できないほど尊重し、尊敬する心、それが他尊心だ。
【出典】ディスカヴァー21『賢者の書』P83 著:喜多川泰

人にバカにされると「プライドが傷ついた」なんていいます。
人に自分の価値を落とされて傷つくのは、どうも他人と自分を比べているかららしいんです。
人と比べて自分の価値に気づく…それは自尊心じゃないみたい。
もう自尊心っていうのは傷つかないもので、証明していくようなものでもなくて、ただ知ればいいだけのもの。
「自分には価値がある」
何言われても。何があっても。何ができなくても。
で、実をいうと、周りの人も唯一無二の価値があるってことなんですね。
そう。特別な人しかいない。ゆえに、特別な人はいない。
自尊心を高めるのは大切。
でも、他人より自分が上になってしまうと傲慢になり、
他人より自分が下になってしまうと卑屈になる。
謙虚になるのも同じです。
相手のお陰様で生きている。また自分のお陰様で生きている。

■ いや自尊心も。他尊心も。

となると、自尊心を高めるためには、他尊心も高めないといけない…というリスペクさんの話に膝ポンなわけです。
「周りが大切、世間体が大切。」
そればっかりじゃ、どんどん自分が死んでいく。
でも、
「自分が大切、自分さえよければいい。」
じゃ生きていけません。
自分も大切、周りも大切なんですね。
つまり「自尊心か。他尊心か。」ではなく、「自尊心も。他尊心も。」です。
自分の価値、そして相手の価値、それを常に同じ高さに保つ。これが肝要なようです。
自分を愛せる人が人を愛せるのだし、人を愛せる人が自分を愛せる。
人を受け入れられる人が自分を受け入れられ、自分を受け入れられる人が人を受け入れられる。
相手の価値を認めるのが得意な人は、自分も相手のように扱ってあげてください。
自分の価値を認めるのあ得意な人は、相手を自分のことのように考えてあげてください。
うん、これができたら賢者なんだろうな。
なんだか…賢者になれるような気がしてきた!
長い文章でした。最後までおつきあいいただき、ありがとうございました。

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