禁断の恋が加速する

日常ホイホイ(雑記)


「先生、禁断の恋してるの」
寝耳に水、いきなりだったから目を見開いた後、悪いと思いながらも笑ってしまった。
人には話せないもので、大人からは反対されるだろう恋らしい。
「障害があればあるほど、想いはいっそう強くなる…ですかぁ」
と遠い目をして言ったら、
「先生、今のもっかい!」
どうやらSさんの心に響いてしまったらしく、復唱してやると、自分の左の掌に油性ペンで書き付けた。
まいったなぁ。
「周囲に反対され余計燃え上がり駆け落ちする」使い古された恋愛の王道を思い浮かべ、それで遠い目をしていった言葉が落ちてしまった。
禁断の恋なら、強くならない方が幸せかもしれない。
何気ない一言がSさんをこれから苦しめるのか…なんてことは考えていない。


« »

コメントを残す