無個性のカリスマ

謙虚思考

[`evernote` not found]
LINEで送る

■ 無個性のカリスマ現る

エゴグラム性格診断というものをご存知ですか?
50の質問に直感で「はい」「いいえ」「どちらでもない」と答えて、24?ぐらいの性格パターンから自分に合うのを割り出すもので、
結構当たるんです。
おもしろいなってことで、友だちにもやらせたんです。
その結果なんですが…報告するのがツラかった。
しかし伝えないわけにもいきません。
報告する約束ですし、50問も解かせておいて
「あ、ごめんごめん。血液型診断の問題解かせてもた。A型っしょ?」
なんてメール打てない。
「せ、先生…け、検査結果は出たんでしょうか…」
「…はい、大変申し上げにくいんですが…もう…」
「おぉぉぉぅ」
彼女は携帯を凝視したまま崩れ落ちました…たぶん。
「ま、ほら、当たってないかもしれへんしさ」
「うむ…でも思い当たるフシがあるわ」

■ 無個性のカリスマ、その性格

話が進みませんので、こっそり皆さんに彼女の性格を詳細に暴露しますが、励ましたりしてあげないでください。
F.ごく普通のタイプ
落ちこぼれづらいがスターにもなりづらい。
ここぞという場面でさほど役に立たない。
自分をアピールするものが足りない。

■ 無個性こそ最高級?

ここからのお話は、小林正観さんの著作『笑顔で光って輝いて』からの出典です。
美味しい日本酒を呑んだことありますか?
越後の越乃寒梅は?
このお酒は水のようにサラサラで個性がないらしいです。
美味しいと思う日本酒は確かに飲み口にクセがなく、ついつい飲みすぎてしまいます。
でも次の日には残らない。
また良い酒というものは、いかにして水のように造るか、だそうです。
コーヒーの高級豆もそう。
ブルーマウンテンは、自己主張がないのが特徴。

【引用】ありとあらゆるジャンルを追い求めていくと、最高級品というものは、すべてマイルドなもの、自己主張がないものに統一されます。個性を際立たせるのは、周りにとって、どうも心地のよいものではないようです。
【出典】『笑顔で光って輝いて』
著:小林正観

■ 人を引き寄せる無個性カリスマ

主食の話が出てきました。
米、パンといった主食の条件ってなんだと思われますか?
はい。あんまり味がないこと、無味無臭であることです。
主食が無味無臭であるおかげで、色々な料理にあいます。
ステーキが来たって、シチューが来たって、鍋、おでん、肉じゃがでもどんとこい。
これが濃い味の主食だとオカズを選びますよね。
自己主張の激しい濃い味の方は、図らずも友だちを選んでしまうのではないでしょうか?
相手が濃いければ摩擦が起こるし、薄い人のことも気に入らないかもしれない。
逆にあまり自分の個性を主張せず、
「あなたのその濃さいいよね」
「その薄味に奥の深さを感じるよ」
と相手をそのまま受け入れるような米みたいな方に、人が集まってくる気がします。
年齢性別お構いなし、出たがり引きこもりなんでもござれ。
受け入れてくれる人のそばは心地いいものです。
憩いの場にもなるでしょう。
ステーキや主菜を目指す人が多い世の中です。
個性を主張せず相手の個性を受け入れる、
そんな一見無個性な人こそ、妙な話個性的になってしまうのではないでしょうか。
若い時分は脂っこいものが好きでも、年をとるにつれ薄味の良さが判ってきたりします。
「いい人、で終わっちゃうのよねぇ」
だった人が、一番同性にも異性にもモテていて、最終的に素敵な結婚をしたりしませんか?
少し目をこらせばあなたの周りにもいるかもしれません。
人目をひいたようなところはないが、なぜか人望を集めてしまうような裏カリスマが。

■ 『無個性のカリスマ』まとめ

  • 個性的なのがいいとは限らない
  • 個性を主張しすぎれば摩擦を生み、人が離れていく
  • 個性を主張せず、どんな人をも受け入れていれば、その人中心に輪(和)ができる
  • おだやかな人の集まりは、無個性に見えるあなたから生まれるのかもしれません。
  • 【出典】実業之日本社
    『笑顔で光って輝いて』小林正観

    最後まで読んでいただいてありがとうございました。
    小林正観さん、素敵なアイデアをありがとうございました。

    [`evernote` not found]
    LINEで送る

    « »