本当の勝ち負け

禅的生活

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本当の勝ち負け
by:tm_lv

嫁と喧嘩をします。
喧嘩という字を当てるほど華やかではありませんが、たいていは私が負けます。
コテンパンです。
(参考:「デモンズソウルを嫁に説明する」)
あなたはこういう言い合いをするでしょうか?
勝ち負けの世界で生きていますか?
スポーツ、ビジネス、職場では同僚と成績を競いあったり、親族と豊かさの比べあいをしたり…。
本日はですね、禅のお話を参考に「本当の勝ち負け」の話を紹介させてください。
この話を聞いて、本当の勝ち負けで勝ちたいなぁと感じています。

■ 一勝一敗、やらぬと同じ?

勝ち負けの世界で生きていると、どうしても視野が狭くなってしまいます。
そりゃそうです。
勝ちにこだわるのが勝負なんですから。
そこで視野が狭くならない人が偉人だと思うのですが、凡人の僕にはなかなかどうして…。
「狭くなるってどういうこと?」
それは「自分しか見えなくなる」ということでしょう。
自分、自分たちの勝利しか目にうつらない…。
勝負に執着するということは、比べ、競い、いかに自分が正しいか、優れているかを証明するということですね。
自分が!自分が!というエゴです。
会社として、団体として、家族として…何を背負って勝負するにしても同じことです。少しエゴが広くなっただけ。
…書きっぷりが悪いですが、全部が全部勝負が悪いということじゃないんですよ。
勝負しなきゃいけないときが人にはあるかもしれません。
ただ、少し視点をひいて勝負というものを眺めてみますと、一勝すれば確実に一敗しているんですね。
どういうことかというと、自分が勝ったときは相手が負けているし、相手が勝ったときは自分が負けている。
その場全体を俯瞰すると、一勝一敗、プラスマイナスゼロなんです。
「やらないと同じ」といえば言い過ぎですが、喧嘩や言い争いなんかでいうと、どっちが勝っても同じことです。
ひいてみれば。
そう考えれば、たいていの喧嘩はやらない方がいい。
気を張るだけ損です。

■ 勝ち負けの二元論をやめてみる

【引用】禅では、二つのうちのどちらかという二元論(二つの原理ですべてを説明してしまう考え方)を嫌います。(中略)
二元的な考え方をすると、そこには選択が生じ、どちらかに執着することになります。執着心が生まれたら、人は冷静でなどいられません。
【出典】実業之日本社『禅的シンプル仕事術』P105 著:枡野俊明

勝つか負けるか、白か黒か、正しいか正しくないか…
「絶対、あれはアンジェリー・ナ・ジョリーや!」
「なにいってんの!アンジェリーナ・ジョリーに決まってるでしょ!!バカッ!」
「なにをぉぉぉ!」
たいていの世間話なんて、どうでもいいことだと思うんです。
どうでもいいことだから楽しいのに、ここで神経すり減らしていれば世話ありません。
勝ち負けの二元論をやめてみませんか?
やめるまでもいかなくても、「どっちが正しいか」なんてものを減らしてみませんか?
それだけで、とても世の中が生きやすくなる気がするのです。
また、深みもでてくる。
勧善懲悪の映画は分かりやすいですが、記憶に残らず浅いものです。
味がありません。
深みのある映画は、白黒はっきりせず「観るものに何かを問いかけてくる」そんなもののような気がしています。
そして、本当の勝負の話。

■ 本当の勝負とは

【引用】本当の勝ち負けとは何か。
それは互いの考えを融合させる道を考えること。
【出典】実業之日本社『禅的シンプル仕事術』P111 著:枡野俊明

先に「全体で見ると勝負はプラスマイナス0」というようなことを言いましたが、それで考えても本当の勝ちとは、
お互いが勝つ道を考える
ということになります。
「自分が勝ち、相手が負ける」ではなく、
「自分が勝ち、相手も勝つ」です。
一勝一敗ではなく、一勝一勝。
プラスマイナス0ではなく、プラスプラス2です。
一勝一勝…一生一緒みたいで素敵♪

【引用】長期においては、両方が勝たなければ、両方の負けになる。だから相互依存の現実においては、Win-Win以外に現実的な方法はないのだ。
【出典】キング・ベアー出版『7つの習慣』P311 著:スティーブン・R・コヴィー

「どちらかが勝てば、どちらかが負ける」
執着しすぎれば見えるものも見えなくなってしまいます。
白黒つける考え方から少し離れてみれば、win-winの「第三の方法」が見つかるかもしれません。
勝ち負けよりも勝ち勝ちを、
正しさよりも楽しさを追求してみませんか?
そこを目指していくのが本当の勝利への道だと、枡野俊明さんに教えていただきました。
自分の目の鱗をはらっていただいた気分です。ありがとうございました。
まとまりません文章を最後まで読んでいただいてありがとうございました。

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