怒りがこびりつくあなたへ1「怒りがこびりつく理由」

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■ 怒りのシーンをリピートしてしまう

「くっそぉ、お義母さんはあんなこというなんてひどすぎる!いなくなればいいのに!!」
「なんであんなクレームを俺が受けなきゃいけなかったんだ!しかも人格を否定するような言い方しやがって!」
「先輩はどうしてあんな意地悪な言い方しかできないんだろう!」
「あいつ、俺がおとなしそうだからってナメやがって。不良がなんだ!!いつか殴ってやる!」
怒りの場面は人それぞれ、あなたにもありますよね?
今思い出してもムカムカするでしょう。
「ノホホンと生きてるね」
「悩みないんでしょ?」
そんな風にいわれる僕にも、もちろんあります。思い出すだけで腑(「はらわた」で変換したら出た)煮えくり返るような出来事。
それを思い出すたび怒り、
「今度やられたらああしてやる!」
なんてシミュレーションしてます。
ま、それで実際同じようなことがあったとしても、「ああ」してやれることなんてまずないんですけど…僕の場合。
怒りのシーンを何度も何度も頭の中で繰り返す。
これが、怒りがこびりついている状態ですね。

■ 怒りがこびりつく理由

「どこ吹く風」なんて、さっさと忘れられたらいいんです。
それなのに、なんでこんな風に怒りがこびりつくのか?
その理由は、「笑い」にあるそうです。
「笑い」に隠れた他者中心になりすぎている自分。
それが、こんな風に怒りをこびりつかせる。

【引用】相手の顔色をうかがったり相手の動向を気にしたりして、相手のことで頭と心の中がいっぱいになってしまう「他者中心」の人ほど、恐れを回避するために、つい「作り笑い」をしてしまうでしょう。
【出典】すばる舎『「しつこい怒り」が消えてなくなる本』P28 著:石原加受子

怒りのシーンを回想して、
「あのときああしておけばよかった」
そうシミュレーションするのは、「ああ」できなかったからですよね。
阪神大震災のとき、乗り継ぎの電車が使えなかったので、三駅ほど歩いて中学に通っていました。
少し年上かな?目のぱっちりしたハーフっぽい人が前から歩いてきました。友だちと、その人にぶつからないよう歩いていたら、なんだか近寄ってきます。
ドン
「おい!なにぶつかってきてんねん!」
ぶつかってきてんねんってこっちは端を歩き、さらに当たりそうになったのをヒョイって避けているんです。それをわざわざ当たってきた。
ハナから絡む気だったんですね。やはり次の一言が出ました。
チンピラ「金だせ。そしたら許したるわ。」
千石と友「で、でも、全部渡したら電車乗られん。」
チンピラ「あぁ!?…まぁしゃーないか。電車賃以外渡せ」
千石と友「え??んじゃ、これだけ…はい。」
チンピラ「お、ありがとう。これから気をつけろよ!」
千石と友「えっ?あ、あぁ。じゃぁ、バイバイ。」
チンピラ「バイバイ」
笑顔で別れます。
…笑顔でって笑顔じゃねぇよ!!って。
後で思い出しては、テニスラケット出しておもっくそ殴ってやればよかった!とか、友だちとコテンパンにできたやろとか…。
というか一番は「なんで笑顔やねん」っっっって。
自分のやりたかったことと違う行動をしたので、次はこうやってやると反芻します。
勤めていると、会社では笑顔対応が基本。お客にはもちろん、仲間にだってそうです。
他者中心にならざるを得ない。
他者中心もいいのですが、自己犠牲の元の他者中心はいかがなものか…。
自己犠牲無く笑顔でいる、それがいいと思います。
その時々で「イラっとしている」自分に気づき、まぁしょうがない笑顔で対応してやろう…ぐらいに思っていたらまだいいんです。
でもクセになっていて、気づかぬうちに笑顔で流していることってないですか?
自分の選択しない行動、無意識で笑顔を相手に向けてしまっているとき、後々で怒りのシーンリピートをすることになってしまいます。
本当は笑顔ではなく、ああしてやりたかった、あぁ言ってやればよかった、というように。
いったんここで切らしてください。
次回の記事は続きで、「自分をいじめている」ことについてです。
ありがとうございました。
参考にしてください→
怒りがこびりつくあなたへ2
怒りがこびりつくあなたへ3


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