変えられないことを受け入れる平和

謙虚思考

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■ バットを振る

インタビューでこんなことを聞かれていました。
「向こうではブーイングなどがすごいですが、どうされますか?」
「ファンや観客の方の反応は自分では選べませんので、ただ僕はボールに集中してバットを振るだけです。」
松井秀喜選手がメジャーに行くときの会見だったと思います。
(松井選手ということ以外、まったく定かではない記憶)
この言葉を聞いて、ドパーンと衝撃をくらいました。
その瞬間、目の前の世界が変わった気がします。

■ お猿の捕らえ方

村の畑にイタズラする、やんちゃなお猿さんにも捉え方があるみたいです。
用意するのはバナナ一本。
まず小さい山を作って穴を掘ります。
その穴の中にバナナを入れる。
ポイントは穴の大きさ。
ギリギリお猿の腕が入る程度にしておく、ということです。
準備は整いました。
陰に隠れて待っていると、辺りを気にしながらもバナナの匂いに惹かれて猿が現れます。
そして手を入れバナナをつかんだ猿は、
「あれ?抜けねぇ!バナナほしいのにバナナ抜けねぇ!!」
一旦入った腕です、バナナを掴んで出せないわけがない。
「ふんぬ!ふんぬっ!」
とやっている猿の後ろにゆっくり回って、捕獲。
村の遠くで放って、めでたしめでたしです。
ところで、なぜ腕が抜けなかったのでしょう?
体を鍛えていると、力を入れれば筋肉が膨張します。
腕一本で木にぶら下がり飛びまくる猿ならなおのこと。
バナナを力強くにぎった猿の腕は、力が入っていないときに比べて太いんですね。
だから穴に入っても、穴から抜けない。
バナナを持つ手を放せばいいんですが、なかなかできないみたいです。
どうしても欲しくって。

■ 選択できるものに集中する

猿の話だから笑い話ですけど、私たちはこの猿と同じなんじゃないか?
というのが小林正観さんのお話です。

「執着が悩み・苦しみの根元である」
~小林正観~

どんなに一流の選手だからといって、ファンからのブーイングは気にならないわけがありません。
でも、そこに囚われるかどうかで一流の上を行くか行かないかが分かれるのだと思います。
「くっそぉ、上司が経理の坂戸さんだったらよかったのに」
「もっと彼が私の話を聞いてくれたら幸せなのに」
「お金があったら…」
「周りの人が明るかったら…」
「天気が晴れていたら…」
素敵な上司、話を聞いてくれる彼、お金、周りの明るい友だち、気持ちのいい天気、
あったらいいですよね。
バナナって美味しいですもん。
でも、それに囚われて気分を壊しているのはもったいない。
ファンの反応は選べませんし、上司は選べません。
彼・隣人の態度も選べませんし、天気も選べない、お金だって「所持金一億に設定」なんてできない。
選べないものに執着していても自分が損をするだけです。
幸せな気持ちでいられないならなおのこと。
もっと自分が選べるものに集中してみませんか?
きっと、神様はきっかけを何球も何球も投げてくれているに違いありません。
しっかりボールを見て、当たらなくてもバットを振ってみませんか?
観客から目にレーザーを当てられても、振っていたら当たるかもしれません。
「三振になったら?」
次の打順を待てばいいことです。
ささ、いらぬことに囚われず自分の選べることに集中し行動していきましょう。

【引用】「主よ、変えるべき変えられることを変える勇気を、変えられないことを受け入れる平和を、そしてその区別をつける知恵を与えたまえ」
~アルコール中毒匿名会の座右の銘~
【出典】キング・ベアー出版『7つの習慣』
著:スティブン・R・コヴィー

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