人付き合いをラクにする方法

禅的生活


人付き合いを楽に
by:jenn_jenn

子どもの成長段階として、「相手の気持を考えられる」ようになるまでに2ステップあるそうです。
1.自分の気持がわかる
2.自分の気持を伝えられる
そしてそこまでできるようになると、やっと
3.相手の気持を考える
ことができるようです。
たとえば、
1.あ、ボク、あのおもちゃほしいんだ
2.「ほしいよぉ!!ほしいよぉ!!ほしいよぉ!!!」
そして、
3.あ、あのスーパーでぐずっている子、何かほしいのかな?
と、こんな感じです。
感謝の気持というのも、こういう段階をふむそうです。

■ 感謝の気持の前にあるステップ

小さい自分の子をつれていて、少し近所のおばさんと世間話に立ち止まっていました。
あなた「それではまた、さようなら」
子ども「さようならぁ~」
おばさん「あら、ちゃんと挨拶できるんやね!あ、飴ちゃんあげよ。はいっどうぞ!」
子ども「わぁ♪」
と、ニコニコしています。で、ニコニコしているだけ。
あなたは、まずなんと声をかけますか?
1.「よかったねぇ」
2.「『ありがとう』は?」
正解は…なんてもちろんありません。
どちらでも状況によってどうにでもなりますから。
「なら聞くなよ」なんて言わないで、続きを読んでください。
人には感謝の前に知っておかないといけない感情があるようです。
それは「喜び」です。
喜びを知らないのに感謝なんてできない。
だから、それが「嬉しいことなんだよ」と、まず教えてあげないといけない。
嬉しさを教える声がけが「よかったねぇ」であったり、「うれしいねぇ」であったりするわけです。
子どもが十分に「喜び」を感じて、その感情が「嬉しい」というものであると知っているなら、「そういうときは『ありがとう』だね」でよいと思います。
ただお礼を言う形式だけでは「からっぽの感謝」になってしまいますから。
もっとも形式から入って、後々中身が埋まっていくというのもいいのですが、自然な流れでいうと、感謝は嬉しい気持があってこそでしょう。

■ 人付き合いをラクにする方法

自分の気持がわかるようになり、それを伝えられるようになってはじめて、相手の気持を考えられるようになる。
喜ばしい、嬉しい、それを有り難いことだとわかる…自分が満たされていると知ってこそ、感謝の気持がわいてくる。
相手の気持を考えるにも、感謝するにも、要するに自分を満たすことからはじめないとどうにもならないようです。
「なんなのよ!いっつもムスっとして。私にどうしろっていうのよ!」
「最近上司…イライラしててツラいなぁ。なんか悪いことしたかな」
あなたにも、至極生きにくい人間関係があるかもしれません。
そんな相手を前にしたとき、人はたいてい相手の機嫌をとってしまいます。
でも、それをやるとドンドンドンドン自分が大変になってくるようです。
でも、それよりも何よりも、まずやらなければいけないのは、自分の機嫌をとること。
自分を満たすことかもしれません。

【引用】自分の心だって自分の思うようにならないだろう
ましてや
他人の心が思うようになるわけがない
それに気づくと
人生は気楽になる
【出典】PHP研究所『こだわらない、でも流されない』P17 著:早島妙瑞

「相手の機嫌をとるなんて無理なんだ」
こうやっていい意味で諦観、あきらめられると人付き合いが少しラクになります。
自分の機嫌をなんとかすればいいんだから。
さらにこの考え方でいくと、不思議と主体性が自分に戻ってきます。つまり、人に振り回されることなく、自分のことに責任をもてる。自分を持てる。
「朱に交われば赤くなる」で、機嫌の悪い相手を主(朱)として機嫌をとっていたら、こっちまで赤に染まり、機嫌が悪くなってしまいます。
機嫌のいい自分を主(朱)とできたなら、もしかすれば相手を明るく赤に染めることができるかもしれません。
何より自分が朱なら、相手の機嫌に左右されることもないでしょう。それが一番大切に思えます。
そういう話を嫁さんにすると、
「あなたの機嫌をとる方の気持にもなってよ!まったく。自分の機嫌なんてとってらんないわよっ!!」
…と。まだまだ嫁さんに機嫌をとってもらっている修行不足の私でござりました。
本日もおつきあいいただき、ありがとうございました。


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