世逃げのすすめ

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■ 『世逃げのすすめ』ひろさちや

狂いのすすめの第二段が出てました。
ひろさちやさんの本は大好きです。
どれを読んでも一貫した主張。
「あなたの本は金太郎飴だ」
友人に言われるだけあります。
「日本は狂っている」
一点攻撃、狂いはありません。

■ 『世逃げのすすめ』舌切り雀

これは面白いなぁと思ったエピソードがありましたので、紹介させてください。
「舌切り雀」
皆さんご存じですか?
昔々あるところにお爺さんとお婆さんがおりまして、このお爺さんが雀を飼っておりました。
お爺さんが留守中のことです。
お婆さんが作った洗濯糊を雀が食べてしまいました。
それに激怒したお婆さん、
手元にあったハサミで雀の舌を
チョキン!
雀は泣いて飛んでいってしまいます。
帰ってきたお爺さんは雀のお宿を訪ね、雀たちにご馳走してもらいます。
帰りぎわ、
「お土産を持ってってくださいな。大きなつづら、小さなつづら、どちらになさいますか?」
「わしゃ年じゃて大きいのは持って帰れんわ」
お爺さん小さいつづらを持って帰りました。
帰って開けてみると宝物が入っているではありませんか。
そしてお婆さんも雀のお宿を訪ねます。
ご馳走してもらい帰りぎわ、同じようにお土産をもらいました。
欲深いお婆さんの選んだのは、もちろん大きなつづら。
つづらの中は…
化け物が入っていたとさ。

【引用】そこで質問。もしもお婆さんが小さなつづらを貰って帰れば、中に何が入っていましたか?
【出典】『世逃げのすすめ』著:ひろさちや

また、お爺さんの大きいつづらの方は?

■ 世逃げのすすめ「つづらの中身?」

一番多い答えは、お婆さんのつづらには両方化け物が入っていて、お爺さんのつづらには大きい方にも宝物が入っている、
というものだそうです。
もしそうなら、お婆さんは何を選ぼうが化け物で、お爺さんは何を選ぼうが宝物ということになりますよね?
選ばせる意味はない。
お婆さんはどっちにしろ化け物ですから、
ただお爺さんが大きいのを持って帰らなくて阿呆だ、というのがお話「舌切り雀」なんでしょうか?
では、
お爺さんのときもお婆さんのときも、
大きいつづらには化け物、
小さいつづらには宝物だった場合。
可愛がってくれていたお爺さんに化け物を渡す可能性があった、ということでしょうか?
雀は神通力でお爺さんが小さい方を選ぶと判っていた?
神通力があるなら糊を食べて舌を切られたりしません。
ひろさちやさんの答えはこうです。

■ 世逃げのすすめ「舌切り雀の解釈」

どちらにも入っているのは宝物だったんです。
でもお婆さんは化け物をもらったんでしょ?ひろさちやさん。

【引用】宝物を貰ったくせに、お婆さんは欲張りだから、
〈なんだ、雀はこんな物しかくれないのか?!これじゃあ化け物同然だ〉
と不満に思ったから、貰った宝物が化け物になったのです。
【出典】『世逃げのすすめ』著:ひろさちや

なるほど!
では、お爺さんはどうして宝物だったのか?
それは「感謝の心」があったからです。

【引用】感謝の心があれば、すべてが宝物になります。欲深い不満の心だと、何を貰っても化け物になるのです。
【出典】『世逃げのすすめ』著:ひろさちや

■ 『世逃げのすすめ』のすすめ

自分にもひどく思い当たる節があります。
憧れの人、片思いのときは
「おはよう」
それだけで顔がほころびました。
付き合って三年、
「なんでそんなんなん?」
もっとこうして欲しいという欲求が、宝物であるはずの彼女を化け物に見せたのかもしれません。
化け物彼女…は言い過ぎか?
『世逃げのすすめ』はこれ以外にもたくさん面白い話が出てきます。
そんな脱線を通し、いかに日本が狂っているのか?
また、狂った世からどうやって逃げればいいのか?
「世逃げ」の提案をしてくれます。
仏教を長年研究してこられた、ひろさちやさんだから出来る世逃げの話。
詳しくは、ぜひ本を読んでお確かめくださいね。
本日もありがとうございました。

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