不幸メガネの外し方

謙虚思考

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■ パラダイムというレンズ

事実というものはない、あるのは解釈のみである
~ニーチェ~

前回パラダイムのお話と、幸せとは何かというお話をさせてもらいました。
人は事実をそのまま「くもりなきまなこ」で客観的に見ているのではなく、
自分たちのあるがまま、自分たちの「メガネ」を通して見ているのです。
そのメガネのことをパラダイムといって、やっかいなことにそこについているレンズは今までの経験で屈折率が変わっていたり、今の状態やらで色づけされたりしています。
お腹いっぱいのとき出てくるラーメンは、どんな名店のものでも美味しくないですし、
空腹で死にそうになっているときに出てくるラーメンは、ふやけたインスタントラーメンでも絶品です。

【引用】空腹こそ最高のソース
【出典】徳間書店『がばいばあちゃんの勇気がわく50の言葉』著:島田洋七

今日はそこから一歩つっこみまして、「不幸メガネの外し方」というのを考えていきたいと思います。
これも言うは易く行うは難し。
私も失敗の連続ですが、一緒にがんばってみませんか?
少し世界が変わってきます。
あっ、何をするのか話してませんでした。では続きをどうぞ。

■ 自分のメガネをチェックする方法

メガネは、今までの経験によって無意識のうちに形作られていくものです。
こういうの、他にもないでしょうか?
そう、癖です。
・指の匂いを嗅いでいると落ち着く。
・気がついたら、髪をいじっている。
・「よっこいしょ」と言っちゃう。
本当にいつのまに?という感じで癖というものはついていくのですが、
パラダイム、メガネも癖の一つといえます。
考え方の癖ですね。
・いつのまにか悪い方に悪い方に考えてしまっている。
・映画を見ると毒舌評論家のように、いいところより悪いところを説明してしまう。
・一日の終わりに考えることは今日の愚痴だ。
考え方の癖、思考癖は目に見えないこともあって、他の癖よりも意識できません。

「思いの種を蒔き、行動を刈り取り、行動の種を蒔いて習慣を刈り取る。習慣の種を蒔き、人格を刈り取り、人格の種を蒔いて人生を刈り取る」
~昔の格言~
【出典】『7つの習慣』

もし、不幸に不幸に考えてしまうような癖がついていて、それに気づけない状態だったら…何が起こっても不幸にしか思えない…ちょっと考えるだけでも怖いです。
では自分がどんなメガネをかけているか?
それをチェックする方法はあるんでしょうか?
あります。
それは言葉。

■ 解釈は言葉で表されている

いつも話している言葉は、あなたが事実にどのような解釈をつけいるのかを表したものです。
たとえば、あなたがコンビニでアルバイトをしていたとして、休みの日にオーナーから電話が入ってきます。
「もしよかったら今日、緊急で入ってくれないかな?」
「えぇぇぇ、今日ですか?入れますけど…」
「よかった!それならよろしく頼むよ。悪いね、急で。千石さんが急にこれなくなって」
「あぁ、はいっ」
この受け答えの中には不満が混じっています。
この不満を含んだ言葉が表すのは、「せっかくの休みがつぶれた」というマイナス部分に視点を合わせて考え、解釈を与えているということです。
…しょうがないとは思います。いきなり休む千石が悪い。
でも、こんな日もないですか?
「もしよかったら今日、緊急で入ってくれないかな?」
「えっ!入れます入れます!!」
「お、すごい勢いだね。それならよろしく頼むよ!悪いね、千石さんが…」
この言葉が表しているのは、「お金が稼げる!らっきー」といったようなプラス部分に視点を合わせ考えています。
メガネが違います。
同じ出来事なのに一方は不運、もう一方は幸運です。
損じゃないですか?
どう考え、どう言ったところで事実は変わらないのに不幸なんて。
どうしたらこの不幸メガネを外せるのか?

■ 不幸メガネの外し方

言葉を変えるんです。
具体的にいうと、不平不満をやめる。
不幸メガネは、物事の悪いところに焦点を当て考えてしまうパラダイムです。
悪いところに注目して出る言葉といえば?
そう、不平不満ですね。

【引用】不平不満をいうことは、欲していないことに注目することになる。
【出典】サンマーク出版『もう、不満は言わない』
著:ウィル・ボウエン 訳:高橋由紀子

不平不満は麻薬みたいなもので、言っていると同情やらが得られて気持ちいいんですね。
また、料理の文句をいったら「自分はグルメだ」みたいな悦になれますし、
映画、本の欠点をあげつらえば「俺って知識人」と優越感にひたれるところがあります。
でも、いいことはそれだけ。
おいしくなかった料理、おもしろくなかった本、
現状は変わらず、自分が不運だということを確認して脳に植え付けていくだけです。

【引用】不幸のほとんどは「~してくれない」というものの考え方から生まれてきます。
【出典】大和書房『本気で生きよう!なにかが変わる』
著:丸山浩路

そして何より、不平不満は本来備わっているはずの内なる力を奪うことだってあります。
考えてもみてください。
「ちっくしょ!雨やんけ!!」
天気に不満をぶつけることは、自分の幸不幸が天気に大きく左右されているということの証です。
「あなたがこうなってくれたら私がどれだけ幸せか…」
自分の幸せは今すぐ見つけられるはずなのに、相手にその力を握られてしまっている。
それはもったいない。
不平不満、少しやめてみませんか?
本当に世界が変わりますよ。少し減っただけで、毎日にあるものが溢れます。
そのあるものとは…じ、次回に回させてください。

■ 不平不満を意識する方法

この不平不満。言うのをやめよう!というのはいいのですが、無意識に言ってしまっています。
どうすれば意識できるのかというアイデアが、サンマーク出版『もう、不満は言わない』に書かれていました。
ウィル・ボウエンさん、ありがとうございます。
2ステップです。
●1●腕に何かを巻きます。
ブレスレットでもいいですし、輪ゴムでもいい。
いつもは付けていないもを付けると、意識できてよかったですね。
僕は腕時計を付けました。
●2●そして不満をいったら、片方の腕に付け替える。
これだけです。
付け替えるという行動が、見えない癖を見える化してくれます。
初日は驚くほど付け替えました。
でも、徐々に減っているのが判ります。
おすすめですので、やってみてください。
『もう、不満は言わない』もおすすめです。
少しでもあなたの生活に素敵なことが見つかりますように。
長い文章、最後までありがとうございました。

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