メビウス・シンドロームとは

アイデアフレーズ


友だちの赤ちゃんを見に行きました。
生まれて2ヶ月ほどなのに、しかめっ面をしたり、微笑んだり、ケタケタ大笑いをしたりと表情があるんです。
赤ちゃんはいいですね。見ているだけでとても癒されます。
話は変わりますが、表情を出すことができない、という病気があるそうです。
それがメビウス・シンドローム。

■ アイデアフレーズ

【引用】メビウス・シンドロームと呼ばれる、気の毒にも笑うことができない顔面神経麻痺がある。この症状をもって生まれた人は、ポジティブな感情を表情であらわすことができない。そのため彼らは、最も友好的な会話ですらまったくの無表情でおこない、気のおけない友人たちとの日常会話でさえ非常に苦労する。人はポジティブな感情を察知すると、それを表現して相手に送り返す。だから、感情をうまく表現できないとなると、愛と友好のプロセスはさまたげられてしまうのだ。
【出典】アスペクト『世界でひとつだけの幸せ』P58 著:マーティン・セリングマン 訳:小林裕子

感情を表に出せないことがよくあります。
悩んでいるのに楽しいフリをしなければいけない、一緒にいるとイライラするのに、笑顔でいなければいけない…
そのツラさを考えると、メビウス・シンドロームの悲劇がほんの少しだけ感じられる気がします。
子どもの頃、軽度の知的障害の友だちがいました。
今でいうADHDも併発していたと思います。
気にくわないことがあったら、ただただ暴れまくる。殴りかかる。教室を出る。
なんでそんなことすんねん…
冷ややかにそう思っていましたが、今なら少しだけ、その気持ちが判る気がします。
それしか気持ちを出す方法がないなら、僕もそうします。
自分でも何だかよくわからないモヤモヤが心に溜まっていく、言葉で説明できないので、周りに何を聞かれても伝えられない。
そして自分でもどうしょうもないところまできて、決壊する…。
人には突然暴れ出したようにしか見えません。
多かれ少なかれ、モヤモヤがいつのまにか溜まってしまうことが誰にでもあると思うんです。
表情を出せる、言葉に表せる、書くことができる、友だちがいる…
暴れる以外に気持ちを出す方法を持っている、それはとても幸せなことです。
使わない手はありません。
出せる力があるなら、わざわざモヤモヤをそのままにしたりせず、何かの形で少しずつでも外に出していくのがいいなと、しみじみ考えさせられました。
今日もお付き合いいただき、ありがとうございました。


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