これ楽観?悲観?チェックができる2つの尺度。

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前回の続きです。
ちなみに

【参考】アスペクト『世界でひとつだけの幸せ』著:マーティン・セリグマン 訳:小林裕子

前回あなたに答えていただいた質問を四つのキーワードを元に見ていきたいと思います。
「永続的←→一時的」と「普遍的←→特定的」です。

■ 良い出来事、永続的か?一時的か?

一つ目の質問はこれでした。

1.あなたにラッキーなことが起こりました。次のどちらに近いですか?
「今日は運がいいなぁ♪」
「私って運いいよねぇ♪」

「今日は…」というのは一時的な考え方です。
「今日は」いいことが起こった、でもいつもは…という感じ。
良い出来事に関して一時的な考え方は、悲観的だといえます。
「今回は成功した」「このラウンドはうまくいった」とね。
一方「私って運がいい」というのは永続的な考え方。これは楽観的です。

■ 良い出来事、普遍的か?特定的か?

二つ目の質問はこれ。

2.お付き合いしている人に、あなたは魅力的よ、と言われました。
「彼女にとって自分は魅力的なんだなぁ♪」
「俺って…魅力的なんだなぁ♪」

良い出来事に関して特定的な考え方をする。これは悲観的です。
逆に普遍的な考え方をすれば楽観的。
「彼女にとっては魅力的…」
「国語は得意だ」
「テニスならできる」
これが特定的な考え方。
普遍的な考え方とは、
「私は魅力的」
「自分は頭がいい」
「運動能力が高い」
といったもの。特定的ではなく、普遍的に考えると楽観的でいられます。
的、的、的と続けていますが、今度は逆。悪い出来事に関して見ていきましょう。

■ 悪い出来事、永続的か?一時的か?

続いて三つ目。

3.仕事がはかどらない…もしくは勉強がはかどらない、そんな状況を考えてください。
「もうお手上げだ!」と考えますか?
「うわぁ、今日は疲れてんなぁ」と考えますか?

悪い出来事に対して永続的な考え方をすると悲観的です。
「もうお手上げ、無理、一生できない」
「人の話をまったく聞かない」
「とばっちりを受けるのはいつも自分」
でも悪い出来事を一時的な考え方をすると楽観的。
「今日はすすまないな」
「ここ二、三日聞いてくれないなぁ」
「最近はツイてない」
楽観的になりたいのなら、悪いことは「一時のことだ」と考えるのがよいでしょう。

■ 悪い出来事、普遍的か?特定的か?

最後です。

お付き合いしている人が浮気をしました。
「男(女)は浮気をする生き物だ」
「あの人は浮気症なんだ」

男は浮気をする、私はアホだ、誰もわかってくれない、これは普遍的な考え方。良い出来事と違って、悪い出来事に対して普遍的な考え方をするのは悲観的です。
でも、あの人は浮気をする、私は理科はアホだ、父はわかってくれない、と特定的な考え方をすれば楽観的です。
まとめは、前回と同じ。もう一度引用させてください。

【引用】良い出来事は永続的で普遍的な原因から生じ、悪いことは一時的で特定された原因から生じる、と楽観的に考えれば希望がわいてくる。しかし、悪いことは永続的で普遍的な原因から生じ、良い出来事は一時的で特定的な原因から生じる、と悲観的に考えると絶望におちいる。
【出典】アスペクト『世界でひとつだけの幸せ』P138 著:マーティン・セリグマン 訳:小林裕子

「永続的←→一時的」と「普遍的←→特定的」、大切なのはこの二つの尺度です。
事あるごとに二つの尺度で自分の思考をチェックしてみてもいいかもしれません。
僕などは、良い出来事、悪い出来事に関係なく一時的で特定的な考え方をしていました。
良い出来事に関しても極度に舞い上がらず、悪い出来事に関しても落ち込みすぎない、そんな感じでしょうか。
「少し楽観的になりたい」そんなときは、ちょっと変えてみようと思います。
お付き合いいただき、ありがとうございました。

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