あなたが働く理由?生き甲斐?

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働く理由、生き甲斐。
by:*Zara

このブログを応援してくださっている「ぐっちゃん」さんに今日の記事を贈りたいと思います。
人が働く理由ってなんでしょうか?
簡単です。「いきるため」です。
「うっわぁ…当たり前」
ちょ、ちょっと待ってください。
ページを閉じないでください。むしろブックマークしてください。RSSリーダーに入れてください。リンクしてください。
なんにしろもう少しおつきあいください。
本日は盛りだくさんで、色々な方にこのことについて掘り下げていただきます。
今日はいい話です♪

■ 働く理由~「生きるため」

働く理由、それは「いきるためだ」と書きましたが、まず「生きるため」というこの字を当てさせていただきます。
深イイ話で、こんな話があったそうです。
横浜八景島シーパラダイスという水族館にいるイワシは、水槽に「あるモノ」を入れたところなんと1.5倍以上も長く生きるようになりました。
そのあるモノとは…
天敵のサメです。
でも、なんで?
そう思いませんか?

飼育員 「サメが近くに来るとイワシが緊張します。その緊張感がイワシ達の健康に良いのだと思われます。」
ちなみにサメには他のエサを与えているのでイワシを食べることはない。
【出典】『今日のエッセー(2008/12/01)

驚きですが、天敵がいた方がイワシは長生きなのですね。
人も同じである程度のストレスがないと、早死にしてしまうのかもしれない。
福祉が発達している国は自殺者が多い…そんな話も聞いたことがあります。
最低限の生活が保証される。言葉が悪いですが「ただ生かされる…」。
イワシの例で考えると、ただ生きているという状態にあると、
「生きてる意味…あるのかな…」
人は死にたくなってしまうのではないでしょうか?
生活の中に適度にストレスをくれるもの、それが仕事、働くことです。
腹が減ったサメほどのストレス…自分が本当に喰い殺されるほどのストレスはゴメンですが、ある程度の天敵なら、
「あぁこの天敵のおかげで、俺は生かされてるなぁ」
感謝すらしてしまいたくなります。
福祉の発達で国は生活の保証をしてくれます。
しかし、生き甲斐をくれるわけではない。
そこで「働く」ということになるのですが、仕事の全部が全部「生き甲斐」になっているわけではなさそうです。

■ 働く理由~活きるため

次の働く理由に「活きるため」という字を当てさせてください。
「活きるため」に働くのは素晴らしいことですが、どうもそのためにはコツがいるみたいなのです。
リッツカールトンの高野登さんのお話です。

【引用】アメリカのストーンカッター、「石切り職人」の話です。
旅人がある村に行ったところ、石を切り出す集団がいた。旅人は「何をされているんですか」と聞きました。すると眉間にしわを寄せながら、「忌々しい石を切り出すのに悪戦苦闘しているんだよ」と言いました。
また、しばらく行くと同じように石を切り出している別の集団がいました。旅人は聞きました。「みなさん、何をしているんですか」するとニコニコしながら
「私たちは、村人の心の安らぎとなる教会を作らせていただいているのです。この石は教会の、あの部分に使われるのです」
【出典】話:高野登

ただ生きるために働けばマンネリ化し、作業化し、
「私、なんのために生きているんだろう…」
国に生活だけを保証された状態と何ら変わりがなくなってしまうのかもしれない。
仕事をしててもなんとなくむなしいなら、「ただ生かされるワナ」にハマっている。
はたから見ていると、やっているのは同じ石切…でも一方はただの苦しみと感じ、もう一方は生き甲斐ともいえるようなやり甲斐を感じている。
同じことをやっているのだからその差は紙一重。ということは生き甲斐を感じる方法も簡単です。
生き甲斐を感じるのに大きな変化を求めることはありません。
少し、想像力を使うだけ。

■ 働く理由~生き甲斐の感じ方

その仕事が将来どうなっていくのかを見ればいい。
もっと具体的にいうなら、誰のためになっているのかを見いだせばいい。
パナソニックの創業者、松下幸之助さんのお話です。
松下幸之助さんがある工場で作業をしている工員の仕事を眺めていたそうです。
そして突然こう言いました。
「ええ…仕事やなぁ」
その作業をしていた人たちがみんなビックリして手を止めます。
工員の人たちがしていた仕事がなんだか想像できますか?
ただただひたすら小さいソケットのついた豆電球を磨く作業です。
何がいい仕事なの?…そんなふうにか、戸惑う彼らに松下幸之助さんは

【引用】「山間の村の中には、まだ電気が行きわたっていないところがいっぱいある。そういうところにも子どもたちがいっぱいおる。
そこに住む子どもたちは夜になって暗くなったら、外で遊ぶことも本を読むこともできなくなる。あとは寝るだけや。
本というのは人間の心を豊かにするわな。その本を読んで彼らが未来を夢見て、心を躍らせ『ああ、僕も大きくなったら、こうなろう、ああなろう』と、そう考えさせてくれる読書も、日暮れとともにページを閉じなければならない時がやってくる。
もう少し続きを読みたい。でも暗くて読めない。そんな時、あんたらが磨いた電球が『ポッ』とともりよる。その電球の下には、彼らがこれから読みたいと思っていた活字が、はっきりと見える。
子どもたちはその本を開いて、また心の夢の世界に躍らせ続けることができる。
あんたらのしていることは子どもたちの夢と未来をはぐくむええ仕事や。ほんまにええ仕事やなあ」
【出典】フォレスト出版『涙の数だけ大きくなれる!』P81 著:木下晴弘

高野登さんの石切の話しかり、木下晴弘さんの話もしかり、考えれば無駄なことってありません。
その作業、いやその仕事を「ただの作業」と考えてしまっているのは他ならぬ自分です。
「この仕事に生き甲斐を感じられない…転職しよう」
ちょっと待ってほしい。
まずは疑ってほしいんですよ、
「もしかしたら自分が生き甲斐を感じられていないだけじゃないか?」
「誰かのためになるはずなのに、気づいてないのではないか?」って。
どんなしょうもない(と思ってしまう)仕事からも生き甲斐を感じられるようになれば、それほど素敵なことはありません。
そういう人は転職しても大丈夫です。
でも、「生き甲斐を感じるアンテナ」、それが立っていない人が転職しようが何しようが、
「この仕事もダメだ…私にあわない」
同じことの繰り返しになりかねない。
石を切る、今、その目の前の仕事に価値を見いだしてみませんか?
目先のノルマをこなすだけではなく、その仕事が将来まわりまわって、どれほどの人を笑顔にするか想像してみませんか?

【引用】僕のした単純作業が
この世界を回り回って
まだ出会ったこともない人の笑い声を作ってゆく
そんな些細な生き甲斐が
日常に彩りを加える
モノクロの僕の毎日に少ないけど
赤 黄色 緑
【出典】『彩り~HOME(通常盤)』作詞:Kazutoshi Sakurai

Mr.Children 彩り

そして、最後にもう一つだけ小林正観さんのお話を紹介させてください。
働く(はたらく)の本質のお話です。

■ 働く(はたらく)の本質

【引用】「働く」というと普通は「お金を稼ぐため」「生計を立てるため」と思うでしょう。あるいは「自己実現のため」という人もいるかもしれません。
けれども「働く」の本質は、「はた」を「ラク」にすることです。自分が体を使って、汗を流して、周りをラクにすること。ですから「自分のため」「自分のためだけ」に働いている人は、働くことの本質から少しズレているかもしれません。
【出典】大和書房『楽しく上手にお金とつきあう』P99 著:小林正観

人は誰かのためになると嬉しくなるように神様に設計されているのですね。
なぜ働くのか?
それは、はたをラクにし、生き甲斐を感じ、自ら活き、生きるためです。
長い文章に最後までおつきあいしていただき、ありがとうございました。
書くことしかできず、また大した文才もない私の文では贈り物にならないかもしれませんが、ここで紹介させてもらった本・話・歌はとても素敵なものです。
ぐっちゃんさん、このたびは本当におめでとうございました。
ぐっちゃん、そしてあなたに全てのよきことが雪崩のごとくおきます。

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