「彼の携帯を見たくてしょうがありません…」そんなあなたに

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「ねぇ、浮気してるんでしょ?」
「ま、まさかぁ」
「あらぁ、視線が泳いでるわよ?」
携帯チェックしたい
by:Pazartica

【引用】初めまして千石さん、いつも楽しく記事を読ませていただいてます♪特に恋愛系のものにググッとくるものがあって、あぁ…あるあると頷くばかりです。
はじめてメールさせてもらったところでいきなりなのですが、質問させてもらっていいですか??
こんな私にも付き合って半年の彼がいます。なんていうか、あることがきっかけで彼の携帯を見たい衝動にかられっぱなしなんです。こっそり見たら気が収まるように思っているのですが…見るべきですか?見ないべきでしょうか?
よかったら教えてください!よろしくお願いします。
【出典】HN:おけらだってさん

HNに妙に惹かれるものを感じます。彼のHNは「あめんぼだって」さんだったりして?
メールありがとうございました。僕でいいんですか??…という気持ちをぬぐいきれませんが、よろしくお願いします。
結論は「見ないべき」だと思います。
浮気を疑って、ということならなおのこと。
理由を3つ書かせていただきました。一つ目からどうぞ。

■ 彼の携帯を見てはいけない理由1

「疑心暗鬼とは」という記事で書かせてもらったのですが、実は携帯を見たところで、そこに安心はありません。
「浮気…してるんじゃ…?」
彼氏を疑い、携帯をチェックし日記をチェックして、尻尾がつかめなかったら…
「あぁ、なかった…よかった」
とはならないのですね。正確にいうと、それだけでは収まりません。「でも…」が続くのです。
「あぁ、なかった…よかった。でも、今回は見つからなかっただけかもしれない。疑わしいメールは消されているのかも…」
疑いが晴れることは無く、ただただ続く、もしくは深まるばかりです。
一度行動を起こしてしまうと、「一度も二度も同じだ」と携帯チェックの常習犯になってしまいます。
ただ一つ、疑いが収まることがあります。
「やっぱり…」
安心といっていいのか、携帯チェックにより疑う心が収まるのは証拠を見つけ出したときだけ。
つまり、「疑心が確信に変わった」ときだけです。
証拠が見つかるも地獄、見つからぬも地獄です。
携帯チェックによる癒しはどこにもありません。
どうしても関係を終わらしたいときにのみ、するようにしましょう。

■ 彼の携帯を見てはいけない理由2

少しそれまして「相手を愛する」という気持ちはどこから生まれてくるのか、という話。
父親が父になるときとはいつか?
母親は母になる瞬間が判りやすいのです。自分で生めるもの。
でも父親となるとそうはいかない。
父親が、生物学的ではなく、本当の意味で父になるのは、我が子に手をかけたときです。
手を上げるではないですよ、「手をかける」です。
夜泣きに起きて、「ぉぉよしよし」と抱きあやしたとき、おしめをかえたとき、全てを投げ出して病院にかけこんだとき、そんな「我が子に手をかけたとき」にやっと、自分が父親にしてもらえたことに気づけるんです。
「この子を俺は愛しているんだな」と。

【引用】愛(Love)は動詞である。愛という気持ちは、愛という行動の結果にすぎない。
【出典】キング・ベアー『7つの習慣』P100 著:スティーブン・R・コヴィー 訳:ジェームス・スキナー、川西茂

子を愛する行動が、愛する気持ちを育んでいく、ということ。
では、これを元に考えてみましょう。
携帯チェックという行動が生むものは何か?
「不信」です。
行動が思いを強化していくなら、携帯チェックという疑いの行動が生む結果は「不信」でしかありません。
行動すればするほど不信感を強めるだけ。
いつまでも信じることができない状態というのは、あなたが望んでいないものですよね。
もしかしたら信じるためにしているという行動が、実は不信を強めるだけの行動でしかないとしたら皮肉です。やはり携帯チェックはやめたほうがいい。

■ 彼の携帯を見てはいけない理由3

「嘘から出たまこと」ということわざがありますよね。
疑いからも、まことが出ることがあります。
「疑いから出た真」ですね。
心というものは、隠しているつもりで、言葉や態度に出てしまいます。
だから、「こんど、あやさんとご飯食べてきてイイ?」と女性の友だちとの食事を彼が申し出たときも、
「え?…女の人と二人で?…いいけど…」
と暗い感じが相手に伝わってしまいます。
相手を信頼していると、同じ言葉でも
「あぁ、いいよ!ってか、女と二人って!?浮気すんなよ!」
なんだか明るい感じで伝わります。
暗い感じが相手に伝われば、
「あ…あんまり言わない方がいいのかな…変な心配させてもな…」
嘘を言わないまでも、あなたに女友だちと会うことを言わないでご飯を食べに行くことが出てくるかもしれない。
そこで携帯チェックが入れば。

From:あやさん
今日はありがとう!グチっちゃってごめんね。すっきりしたよ♪また食べにいこうね♪♪

疑いが真になります。
本来なら何でもない「友だちとの食事」が、「私に言わなかった、異性と二人きりの食事」になる。
強い不信感が生まれます。
やはり携帯チェックは、やめた方がいいかもしれません。
なんでもないものが、とんでもないものになる。

■ 疑う気持ちはしょうがない

「疑心暗鬼」は、疑う心が暗闇に鬼を見させるところから生まれた四字熟語です。
心の鬼を生み出すのは、何を隠そう、自分なのですね。
恐い恐い。
とは言いましても、疑う気持ちは多かれ少なかれ誰だって持っているものです。
疑う行動で心の闇が鬼となる。
疑いを示すような行動を起こさないことは大切ですが、心の闇に風通し、光通しをするのも一つの手かもしれません。
つまり、自分の気持ちを正直に認めてあげる。
「あぁ、今、彼のこと疑っているんだなぁ。」
「少し、信じられなくなってるみたい。」
闇に光りを入れれば、その瞬間に闇は闇でなくなります。
そして、信じる行動を起こしていくのがいいかもしれません。
それは、ただ「携帯を見ないと心に決める」だけでも大きな一歩だと思います。
「行動を起こさない」というのも、一つの決断であり、覚悟であり、行動です。
相手を信じていると思いたいなら、気持ちをそのまま伝えてみてもいいかもしれません。
「実は、あのことがあってから、あなたの携帯を見たくてしょうがない気持ちになっているの」と。
持っている自分を恥ずかしい思うような嫉妬心や、疑う心は、信じる相手にしか伝えられないものです。
その言葉への返事は、
「あ、いいよ!どうぞ!」という言葉かもしれませんし、
「携帯はプライベートなものだから、やっぱり見られるのは嫌だな。でも信じてほしい。」という言葉かもしれません。
でも、自分の心を包み隠さず相手に伝えることは、「相手を信じているからできること」という気持ちを強めます。
また、彼もその気持ちを親身になって考えてくれるかもしれません。

【引用】”疑わない事” それが”強さ”だ!!!
~シルバーズ・レイリー~
【出典】集英社『ワンピース』巻六一 第597話「3D2Y」著:尾田栄一郎

長い文章になってしまいました。「おけらだってさん」、質問に答えられたかどうかは判りませんが、考える機会をいただき、ありがとうございました。大変勉強になりました。
これからもよろしくお願いします。
最後までおつきあいいただき、ありがとうございました。

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